小児科 |
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なぜ小児科がよいのか
こどもの体は大人の体と比べるとまだまだ不完全です。
こどもが罹りやすい病気もたくさんあります。
だからこどもを専門に診る小児科が設けられています。
大人もかかる病気でも治療方法が異なることもあります。
小児科の医師は専門家ですから、こどもの病気のことをよく把握していますし
こどもに出しても良い薬とそうでない薬を知っていて適切な処置をしてくれます。
それは裏返せば、小児科以外の医師はこどもの病気の細かいことまで
知識として持っていない可能性があるということになります。
私の知り合いの大学病院に勤める薬剤師さんは、夜間など小児科医ではない医師が
こどもに対して処方してはいけない薬の処方以来をするので怖いと言っていました。
やむをえない緊急時には仕方ありませんが、
できるだけこどもは小児科の医師に診てもらうようにしたいですね。
また、開業医の看板は特に専門でなくても
「自分が診察できる分野」を書いてよいことになっているので
「小児科」と書いてあっても必ずしも専門の医師とは限りません。
小児科と一番最初に書かれている病院は小児科が専門の医師であることが多いです。
できるだけ小児科のみを専門に診ている医師、
勉強熱心で新しい知識を積極的に取り入れている医師を選ぶのがよいと思います。
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賢い受診の仕方
「小児科っていつも混んでいて連れて行くのが大変」なんて思っていませんか?
小児科も受診日や受診時間を少し変えるだけで
いつもより快適に受診できるかも知れませんよ。
小児科を受診する人が最も多い時間帯は11時以降が多いそうです。
家事がひと段落する時間、もしくは夜遅くまで寝なかったこどもが起きる時間が
だいたいこのくらいの時間というのが理由のようです。
小児科を受診する時、私はいつも9時頃に行くのですが
大抵はストレスを感じるほど待つ必要はありません。
朝こどもの調子が悪いと思ったら、
家事を後回しにして先に受診するのも
結果的には時間の節約になるかも知れません。
また、月曜日は土日に様子が気になっている人が
受診しますので他の曜日と比べてとても込み合います。
もう一日待てるようなら、火曜日から金曜日に受診することをおすすめします。
半日休診の日も同様だと思います。
受診の際の準備としては、
聞いておきたいことや症状のメモを用意しておき
医師の説明で大切に思えることを書き込める手帳などを持っていくと
効率的に診察が受けられると思います。
他の病院で薬を処方されていたりする場合には必ず医師に伝えましょう。
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参考にしたサイト
Drくり坊の子育て応援倶楽部…小児科医くり坊先生が運営しているサイト。病気や発達、予防接種の他、小児科受診の時のアドバイスなど
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